これが現状

先日、ある高校の女子ソフトボール部の選手たちに
スーパーフィートの紹介をする機会がありました。
そこで、足の役割や動きなどを簡単に説明し、
彼女たちの足を診せてもらうことに。
20名ほどでしたが、ビックリするぐらいほとんどの子たちが過剰回内、、、
しかも2-3割(もっといたかも)の子はすでに外反母趾に、、、
FHL(機能的母趾背屈不全)の子も多かったなぁ、、、
時間の関係で、動きまでチェックできたのは2-3人でしたが、
予想以上にひどい状況です。
話を聞いてみるといろいろと痛みを抱えている子も多く、
スパイクで足が痛くなるのは仕方ないことだと思っている。
それで、衝撃吸収を謳うインソールや、アーチパッド的なものを
使っている子もいましたが、あまり改善されていない模様。
いくら柔らかい素材で衝撃を吸収したり、パッドで土踏まずを持ち上げたりしても
距骨下関節の動きをうまくコントロールしてあげないと、
改善しないどころか、余計と足のアライメントを崩してしまいます。
こんな状態では、頑張れば頑張るほど負担がかかってしまい、
故障のしやすさはもちろん、パフォーマンス低下にもつながります。
オフィスに来院される同世代の患者さんたちの足をみて
うすうす危機感を感じてはいましたが、ここまでの状況とは
正直驚きました。
学校で指定となっている靴にも問題がありそうです。
しかも、この足をこの先50年以上は使っていかなければいけません。
悲しいかな、これが現状です。
本当に将来が心配です。
彼女たちの足を守るためには、また近いうちにゆっくりと
話をしに行く必要がありそうです。
子供たちの足を守らねばと強く再認識した出来事でした。
北川カイロプラクティックのホームページ

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