内臓が逆

先日、お見えになられた男性。
ご家族のご紹介でお見えになった方でしたが、内臓逆位の方でした。
内臓逆位というのは、内臓が左右反転してしまっている方の事。
イメージ的にはこんな感じでしょうか。
20161214-2.jpg
(グラント解剖学図譜より)
内臓逆位と言うものがあることは知っていましたが、実際に
お会いしたのは初めてでした。
このように全く左右逆転であれば機能的には問題はないのですが、
部分的に逆転していたりすると色々と大変なようです。
この方の場合は、上のイラストのように完全なる逆転とのこと。
医療機関でも、なかなか出会うことが多くないために先日の心電図検査も
少々手間取ったそうです。
ブラックジャックで、鏡に映しながら手術をするという内臓逆位の
エピソードもありましたね。
また、内臓逆位だと必ず何か問題が起こると言うわけではないようですが、
線毛機能不全症候群という症状の約半数に内臓逆位がみられる(Kartagener症候群)
ということは明らかになっているようです。
アトラス・オーソゴナル・カイロプラクティック的にはどうかと言いますと、
骨格構造は基本的に左右対称なので、問題なく施術させていただきました。
とりあえずは反応も良好でしたので、通常通り経過を見守っていきたいともいます。

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