15歳ごろから、生理中に腹痛が起こるようになり、市販の薬で何とか治まっていたのですが、ここ半年ぐらいは生活に支障が出るほどの痛みが出るようになり、薬を飲んでも2-3日は学校へも行けずの状態でした。

月経困難症の場合、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症などの婦人科疾患が背景にある場合も多いのですが、婦人科では、特に器質的な問題はなし。
「子宮が少し曲がっているかも?」と言われたぐらいとのことでした。
生理痛のメカニズムについてはまた後日書くかもしれませんが、プロスタグランジンという物質が関与すると言われています。そしてそのプロスタグランジンの合成は女性ホルモンであるプロゲステロンにより調整されています。
カイロプラクティックにより体が本来の状態に戻っていくことで、ホルモン分泌のバランスなどが変われば、痛みが軽減していく可能性は大いにあります。
また、カイロプラクティック的には下部腰椎や骨盤の構造的な問題により、影響が出るとも言われています。
もちろん、アトラス・オーソゴナル・カイロプラクティックによるアプローチです。
専用のレントゲンを撮影してもらい、それを基に体を整えていきます。
経過として、こちらで施術を開始してからとりあえず2回生理が来ていますが、1回目は、生理中の痛みはあったものの生理前の痛みが出なかったとのこと。
2回目も生理前の痛みは出ず、月経初日に痛みはあったが、薬を飲んで学校へは行けたとのこと。
そして2日目以降は痛みも出ず、薬を飲むこともなかったとのことでした。
まだまだこれから経過を見守っていかないといけませんが、アトラスの状態も安定しつつあります。
「生理痛はあって当たり前」、「いつものことだから」と、我慢をしている方が多いと思いますが、もっとうまく付き合っていく方法はあると思います。
少しでもお力になれれば幸いです。