まずは、構造的な問題として、先天性の内転足や、第1中足骨が第2中足骨よりも
長い場合(第2の方が長いのが通常です)などが挙げられます。(下の写真参照)

外反母趾を発症しやすい内転足(「足についての本当の知識」より)

通常は第2中足骨の方が長くなります。
これらは、いわゆる生まれ持った構造的な原因です。
これらの先天的な構造の問題があることで、理想的な動きの連鎖が起きにくくなり、
足部に起こる様々な機能的な問題の原因になりやすくなってしまいます。
そして次に、機能的な問題です。
やはりここで問題になるのが、先日もお話をした「過剰回内」となります。
外反母趾の方の足は、ほとんどのケースで「過剰回内」になっています。
では、なぜ「過剰回内」が外反母趾につながるのでしょうか。
続きます
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